50年代モータリゼーション風味 ヤサカ自動車本社
50年代モータリゼーション風味が感じられる建物として、前回のエントリで壬生車庫を紹介しました。このヤサカ自動車本社も、少し時代は後になりますがその時代の雰囲気が残る建物です。
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定礎には昭和34年(1959年)5月とあります。この年か翌年には竣工なんでしょう。窓やディテールをよく見ると、古い時代の味わいが残っていて個人的にかなり好きな建物です。
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この、道路に面した窓のアールなんかが、50年代モータリゼーション風味ですね。
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この手の味わいが残る建物としては相互タクシーの乗り場がありますね。昔は京都にもあったのですが、今は関西で、ここ北新地をはじめ数箇所しか現存していないと思います。
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この相互タクシーの建物については、神戸大学の梅宮弘光先生による調査内容が、1999年の日本建築学会大会学術講演梗概集に収められています。

■下京区 ヤサカ自動車本社
■1959年定礎
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by radionova2 | 2007-01-08 23:33 | 企業 | Comments(2)
Commented by ぷにょ at 2007-01-09 23:55 x
3枚目の写真の窓のアールはとっても惹かれますよ~
緑っぽいタイルの壁に赤っぽいスチールの窓枠もいいですね!
Commented by radionova2 at 2007-01-15 00:35
ぷにょさん、本年もよろしくお願いします。
このアールの窓部分いいですよね。前にあるショボい枯山水みたいな石組もなんともいえない味があります。左の白壁部分の縦に並んだ窓もユニークですね。
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