カテゴリ:宗教施設( 4 )
昭和RCモニュメント2 金光教烏丸教会
先のぎおん石ビルと似通った、建物の上部のコンクリートのマッスが存在感バツグンなこちら。以前紹介した京都商工会議所の隣にある、金光教烏丸教会です。この屋上の物体、いったい中には何が入っているのでしょうか。
d0086866_23312356.jpg

こちらもコンクリートの処理が面白いテクスチャーなのですが、よく見ると、ぎおん石ビルのほうも奥の壁面に同じような処理の部分があります。定礎には昭和46年(1971年)とあり、先のぎおん石ビルのすぐあとに建てられた、同世代の建築といっていいのではないでしょうか。
d0086866_23315175.jpg

こちらもよく見ると細部が凝っていて楽しい建物です。ぎおん石ビルと金光教烏丸教会、60年代末から70年代はじめの雰囲気を伝える、それぞれ個性的だけれど共通点のある建築なんですね。
d0086866_23321611.jpg


■中京区 金光教烏丸教会
■定礎1971年7月
[PR]
by radionova2 | 2007-02-18 23:37 | 宗教施設
100年リサイクル 東本願寺の瓦
白と黒を基調にしたちょっと和風なデザイン。五条御前あたり、昨年オープンした京都リサーチパーク8号館のエクステリアです。
d0086866_01461.jpg


実はここに用いられている瓦、現在修復工事中の東本願寺御影堂の屋根から降ろされたものなんですって。
d0086866_013128.jpg


この修復工事では「環境」も重要なテーマで、巨大な屋根から降ろされて廃棄される瓦や葺土を積極的に再利用する試みがされています。そのひとつが、こういった形での利用なんですね。このような使い方では消費する数はしれていますが、確かにシンボリックではあります。
d0086866_014732.jpg


ということで、興味が出てきたので東本願寺さんへ行ってきました。(昨年ですが)
d0086866_054578.jpg
すっぽりと覆われた御影堂の前には屋根の構造を説明するサンプルが置いてあります。

d0086866_072021.jpg
葺土に瓦を載せた工法と、木材を組んだ上に瓦を載せた工法がわかりやすく紹介されています。さすが、瓦がでかい。

d0086866_085264.jpg
御影堂の屋根には17万5千枚もの瓦が乗っているそうです。重量にして瓦1,500トン、葺土1,100トン。すごいスケールです。

d0086866_095027.jpg
瓦記名印刷所。奥に見えるのは、大日本スクリーンが開発した世界に1台!瓦用インクジェットプリンターなんだそうです。このプリンターで、寄進した門徒さんの名前を瓦に印字するんですよ。
d0086866_0101878.jpg

プリンターなんて味気ないと思いがちですが、申込用紙をスキャンしてその人の筆跡がそのままプリントされるというのはいいではないですか。個人個人の入稿がバラバラでも、お寺ごとにまとまったものから順に印刷していくという瓦版DTP!

d0086866_0105144.jpg

瓦について様々に紹介するパネル展示や瓦を再利用したアイテムなどもあちこちに。地味ながら濃い瓦ワールドで面白かったです。
d0086866_011623.jpg


詳細はこちらの東本願寺さんのサイトへ。http://higashihonganji.jp/
サイト構成がイマイチでわかりにくいんですが、御影堂修復関連のレポートはかなり面白い!「御影堂御修復のあゆみ」バックナンバー必見です。

■下京区 京都リサーチパーク、東本願寺御影堂
[PR]
by radionova2 | 2007-02-04 00:16 | 宗教施設
修復?改築? 救世軍京都小隊
1935年(昭和10年)築、ヴォーリズ設計の救世軍京都小隊。ここは、クリスマスの時期、華やかさはないものの独特の味がある建物なので買い物のついでに見にいくと、なんと工事のバリケードやビニールシートが掛かっているではないですか。一瞬「取り壊しか!?」とビビリました。

よく見るとどうやら改装工事のようなので、明るい時間に様子をチェックしてきました。
d0086866_16183652.jpg


富小路通りに面して小さな窓があった壁面が豪快に切り開かれていて、裏側まで貫通していました。内部は木造のようです。耐震面なども課題があるのでしょうか。
d0086866_0324811.jpg


外壁だけ残して内部をそっくり作り変えてしてしまうのでしょうか。これまでは、あまり手をつけられていないゆえに怪しげに古びた味のある建物だったので、最終的にどういう状態になるのか気になるところです。
d0086866_0334411.jpg


扉には「工事をします」という旨の張り紙があるのですが、荷物の転送先の情報なんかが貼り重ねられていて、修復なのか改築なのか書いた部分の肝心なところがよくわかりませんw
元の雰囲気を損なわないよう改装されるといいんですが。また定期的にチェックしてみます。

■下京区四条富小路下ル 救世軍京都小隊
■1935年築 ヴォーリズ設計
■木造?
[PR]
by radionova2 | 2006-12-13 00:50 | 宗教施設
御幸町教会借景
d0086866_9512142.jpg

知人の事務所で撮った10年以上昔の写真です。
1913年築ヴォーリズ設計の京都御幸町教会。近代建築に興味のある方ならもちろんご存知の物件なのですが、この名建築が窓の外に見えるなんてうらやましすぎますね。

このビルはすでに建て替えられているはずなんですが、今もこのあたりからこんな借景が見えるのでしょうか。機会があれば探ってみたいです。

■中京区 日本キリスト教団 京都御幸町教会
■1913年 重要文化財
[PR]
by radionova2 | 2006-09-13 10:20 | 宗教施設