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なでしこ柄のタイル


堀川通りにある会社のこじんまりとしたビルです。渋い色のタイルだなあと近付いてみると、なでしこの花の模様が浮き彫りになったユニークなものでした。よく見るとタイルごとに花の向きが微妙に違って、このランダムさゆえデザインパターンに気付きにくいのかもしれません。ちょっとした工芸品っていう感じです。

このあたりは、かつて羽振りの良かった和装関連の会社の趣向を凝らしたビルが、大小さまざまに立ち並んでいたはずです。きっと贅沢な素材なのでしょう。

このタイルの色使いといい、木製のドアの引き手のテクスチャーといい、1960~70年代の和風モダンなテイスト。個人的に1950年代~70年代の日本的モダンザインにはとても興味があります。

■上京区 会社ビル
■堀川寺之内あたり
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by radionova2 | 2006-09-18 23:49 | Detail
バブリーだったSACRA
三条通に並ぶ近代建築のうち、1988年にリノベーションされ、店舗活用の走りとなったSACRAビル(旧・不動貯蓄銀行京都支店)。

初期の頃は、エントランスもこんな感じでちょっとバブリーな高級路線でした。店舗は主にブティックやインテリアショップで、地下のバー以外に飲食店は入ってなかったんですね。今のほうが、親しみやすく、この建物の雰囲気を生かしたテナントが入っているように思います。
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古い写真発掘シリーズでした。

■中京区 SACRA (旧・不動貯蓄銀行京都支店)
■1916年 国登録有形文化財
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by radionova2 | 2006-09-14 00:29 | 店舗
御幸町教会借景
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知人の事務所で撮った10年以上昔の写真です。
1913年築ヴォーリズ設計の京都御幸町教会。近代建築に興味のある方ならもちろんご存知の物件なのですが、この名建築が窓の外に見えるなんてうらやましすぎますね。

このビルはすでに建て替えられているはずなんですが、今もこのあたりからこんな借景が見えるのでしょうか。機会があれば探ってみたいです。

■中京区 日本キリスト教団 京都御幸町教会
■1913年 重要文化財
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by radionova2 | 2006-09-13 10:20 | 宗教施設
広縁のあるビル [消失物件]
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何の会社かよくわからないのですが、商売をしておられるお宅でしょう。ちょっと変わったビルです。

2階の大きな壁面はジオメトリックな窓枠のガラス張り。よく見ると、ガラスの奥は障子になっているんです。広縁というのか、サンルームというのか、かなり高い天井にはちょっと和風の照明もぶらさがっています。ユニークです!

1階に施工予定の表示が掛かっていたので、慌ててシャッターを切りました。こういう個性的な建物が無くなるのはとても残念です。

■下京区 会社ビル
■間之町花屋町下ル
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by radionova2 | 2006-09-08 01:55 | 企業
Modern洋裁学校 [消失物件]
dressmaking school, disappeared

好きな建物がまた消えてしまいました。
横長のラインが強調された明かり取りの窓に、アクセントを添える小さい丸窓、縦長のスクラッチタイル。かつて洋裁学校だったというデザイン性の高い建物でしたが、先日前を通ったら更地になっていました。

dressmaking school, disappeared

このデザイン画も素敵でした。いまは、ハルヨイという謎のワードを追いかけるすべもありません。

有名建築家の文化遺産ともいえる作品(武田五一設計の春陽堂本社)だって気が付いたら消えている昨今、しかたないことではあるのですが、寂しいです。

■東山区 洋裁学校
■鞘町通五条下ル
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by radionova2 | 2006-09-04 23:54 | 教育福祉
街角の美術品
dragons on the gate

渉成園にほどちかい渡邉邸の前を通ると、この門口だけ違う空気が流れているように感じます。
多彩にほどこされた意匠のなかでもこの龍の彫刻はうっとりするほど素晴らしいです。特にこういう夏の雨の日は。

the watanabe house

■下京区渡邉邸
京都市都市景観課 本願寺・東寺界わい景観整備地区界わい景観整備計画
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by radionova2 | 2006-09-03 02:31 | 住宅